HSP最速王座決定戦2006 AE86ワンメイクレース第5戦





波乱の展開!「馬場 優輝選手」雨の激戦を征する!



雨のレースになるのは天気予報でみんな知っていました。
 雨となれば腕の勝負!経験がモノを言うのでベテランに有利です。
 誰もが「西海選手」に注目しました、そして…



西海選手、貫禄の予選1位です。
 「これは仕方無いな」そんな声すら聞こえて来るほどです。
 決勝はなんとか晴れてくれないだろうか…
 空を見上げて願った選手が何人居た事でしょう。
 何度か雨が止み、わずかに覗いた青空に一喜一憂しているうちにとうとう始まってしまいました。
 そう、雨のままで。


それではお約束のスタートシーンを。



HSPはアウト側に水が溜まるので中川選手には不利だったとはいえ、実に絶妙なスタートを見せつけたのは西海選手です。
 今日はもう、このトレノについていくだけのレースになるかと思っていたら…
 勝利の女神は微笑む相手をまだ決めていなかったようです。



最初の周回です、この時点で馬場選手は4位まで後退していました。
 雨ですし、西海選手を先行させたらこのまま終わってしまうのか?と、誰もが想像していたはずなんですが…



西海選手に襲いかかる中川選手、そして気が付けば3位に浮上して上位2台をブチ抜こうとラインをずらしている馬場選手。
 この後、馬場選手はS字の手前で強引に中川選手をパス、2位にまでポジションをUP!
 とてもウェットとは思えない走りでギャラリーの興奮も最高潮に!



おぉぉぉぉっっっっ!凄いぞ! 馬場選手!
 ついに西海選手もパスしてトップ立った!
 このままレースは終わるのか?どうなるんだ?



なんと!中川選手も2位に浮上!凄いぞ!
 この後、馬場選手に何度も襲い掛かった中川選手でしたが、気が付いたときは…居ませんでした(汗)
 またまたお得意の「大スピン」をやらかしてしまったそうです。
 何とかコースに復帰したものの、その位置は「井上選手」の後ろでして…
 レースそっちのけで「第2バトル」をやっていました(笑)



レースよ、早く終わってくれ…
 ホットスタッフとしてはそう願わずにいられません。
 西海選手との差は紙一重で、一つミスすれば簡単にひっくり返る位置でした。
 それでも、一時はここまで開いていたのに…



ラスト1周、頑張れ馬場選手!
 必死に逃げる馬場選手に西海選手がどんどん迫っていきます。
 「もしかしたら…」



くぅぅぅぅっっっっ!薄氷の勝利とはこの事です!今にも抜いてしまう勢いの西海選手でしたが、
 何とか粘って馬場選手が優勝!最初から最後まで手に汗握るレース展開で、
 見ていて本当に面白いレースでした!ギャラリーも大興奮!大満足のレースだったと思います♪



恒例のシャンパンファイトです!小林選手は栓の抜き方もマスターして、
 抜いた瞬間から余すところ無く馬場選手にブッかけていました(笑)
 シリーズポイント争いも白熱して最終戦まで持越しです。
 10月8日表彰台の頂点でシャンパンを振るのは誰になるでしょう?
 チャンピオンというエサに群がる男たちの戦いをぜひその目でお確かめ下さい!
 HSPでお会いしましょう。





パドック拾い撮り



Newマシーンを持ち込んだのは早坂選手です。
 数年前にホットスタッフで製作したレビンでフルボディ補強、AE111-20Vハイカム・ハイコンプ仕様です。
 今まで乗っていたトレノから足回りなどを移植して、きっちり仕上げて乗り込んで来ましたが…
 乗り慣れないマシンにいきなり雨のレースでしたから、スピン&コースアウトを連発!
 クラッシュの「おまけ」までついて残念な結果でしたが、最終戦ではきっちり走りを見せてくれる事でしょう。
 お尻を向けているのはお馴染みの「お父さん」です。



緊迫したレース展開のAE86ワンメイクレースですが、アットホームな雰囲気なのがHSPの良いところです。
 とうきびを食べながらしっかりカメラ目線をくれたのは館合選手のお父さんです。
 横に居るのはお母さんと弟さんとの事です。
 実は館合選手の日常生活について、お父さんにご報告したい事が御座います。
 ぜひ当社までメール下さい、宜しくお願いします(笑)



GTウィングを調整しようとして、羽が落ちてしまいキョトン顔なのは「チームTOP堂」の品田選手です。
 信じられないくらい溝が減ったタイヤで果敢に攻めていました。



「オマエはウィングの調整も出来ないのか?どら。」と言わんばかりにお手伝いするのは、八雲町自動車整備業界の重鎮、
 品田パパです。
 確かな手さばきでしっかりと角度を決めていました。
 組合の帽子が泣かせます、キマってます!



八雲町よりチームTOP堂の応援部隊が大挙押し寄せました。
 かつてはモータースポーツをされていた方々なので、昔の血が騒いだようですが、AE86のレースが終了したあとは、
 あまりの白熱ぶりに「これは見ているほうが良いな」と言ったとか言わないとか・・・(笑)



こちらもNewマシーン!
 チームTOP堂の永井選手です。
 シェイクダウンだったのと、クラッシュされたのもあって、不本意な結果でしたが、20Vエンジンにモーテック仕様で期待度◎です。
 最終戦は勿論参戦ですよね?(笑)



ホットスタッフの真似をしてウィングを取り付けて来たのは館合選手です、
 これ、追突したらラジエーターが3分割になりそうだなぁ?(汗)



「新しいの買って来たよ、ホレ。」と勝ち誇ったように足を差し出したのは「おねぇ」です。
 どんなに新しくしても「つっかけはつっかけ」です。
 最終戦はブーツにして頂いた方が宜しいかと・・・(爆)



おねぇがあまりにもうるさいので、ついに正面からの顔を公開します。
 逃げないように袖をつかまれているのは石中氏です。
 ご満足頂けましたでしょうか?(笑)



レース終了後、握手を交わすふりをして手を反らしたのは、北ノ沢オヤジーズの監督、佐藤氏です。
 こうやって、若者はすでに最終戦が始まっている事を思い知らされるのです(笑)
 この手のプチ意地悪にクヨクヨしていたらレースは出来ませんね!(爆)


最終戦も頑張って撮影しちゃいますので、皆さん気をつけて下さいね〜♪