◆ 最終調整・確認編 ◆
■ カムシャフトの組付けが終わり各部メクラフタ等を取付しますが、どの締付け部分においても
適切な方法で行います。
単なるフタだったとしても締めこみ過ぎない様にトルクレンチを使用致します。
■ 締め込みを行った場所は全てマーキングをします。
■ バルブタイミング調整を行います。
自社開発のソフトを用いて正確かつ的確に作業致しております、ヘッドの所に見えるホースは
V-TECを作動した状態にしてバルブタイミングを測定する為に、V-TECの油圧ラインにエアーを
送る為についているホースです。
作動していない状態での点検も怠りません。
■ バルブタイミング測定が終了し位置が確定しましたので、ロックボルトを締め込んで、マーキングします。
TODA製調整式カムギアはロゴ入りで格好良いですね！
■ バルブを強制的に押し込み、どの位置でピストンとバルブが干渉するか？確認している所です。
確認を重ねる事で破損事故を未然に防止出来ます。
現在のバルブタイミングではピストンとバルブの距離が1.5mm以上ありましたので
干渉の心配はありません、しかし完成後はエンジンベンチテストを行いますので
その際にバルブタイミングを変更した場合は、再度同じ点検を行います。